「人事評価制度導入の目的」
W社様は、コンピュータゲームの企画開発を専門とする創業5年目の若い企業ですが、ここ数年の間に急成長を遂げたことから今後の事業展開を考えるうえで優秀な人材の採用力と定着率アップを図るために人事評価制度導入を検討した。
人事制度導入の最大目的としては、スタッフの頑張り・貢献を適切に評価することで優秀なスタッフを定着させることであるが、人事制度導入前は、マネージャーの評価
にばらつきがある。明確な昇格要件が決まっていないという状況でした。
「導入した評価制度と効果」
人事制度の導入にあたり、まず最初に評価制度を一新し、部署ごとに評価基準を統一しました。処遇制度をオープンにすることにより、どうすれば昇格するかが分かるため優秀な社員が定着するようになりました。次に、昇格・昇給制度を構築し、賃金テーブルを作成しました。また、マネージャーの基準が統一されたことによりチーム毎のスキルのばらつきがなくなり案件アサインなどのチーム編成がしやすくなった等の効果が生じました。人事制度導入から2年経過しましたが、制度導入により社員が何を目指せば良いかが明確になり、意欲のある人は基準をクリアすることが目標となりました。また、同時に優秀な社員を採用することが出来たこと、定着して業績向上に繋がる結果となったことに満足しています。